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Posted by TI-DA at

2013年02月26日

お洒落なベンチ

みなさん、こんにちは。 「琉球石灰岩ドットコム」のlimestone hunterのライムです。(^^

県外はまだまだ寒い日が続いていますでしょうか? その寒さから逃れるために、沖縄旅行を計画されている方もなかにはいらっしゃるかもしれませんね。わたくしライムも、県民の一人として、皆さまの来沖をお待ちしておりますよ〜。

さて、今回は、おしゃれなインテリアとしても使えそうな琉球石灰岩の造形品を紹介しますね。









そう、これは、琉球石灰岩を使ったベンチです。
前にもお話したように、沖縄の公園には、琉球石灰岩が使用されていることが多く、その中で琉球石灰岩でできたベンチもたまに見かけるのですが、これは、シンプルなデザインにして、街中で使われているのが新しいかもしれません。

ちょうど、インテリアや雑貨を扱う素敵なお店(女性に人気があるお店です)の前なので、そのイメージとも相まって、モダンでお洒落な雰囲気が漂ってますね。琉球石灰岩を都会で使用する場合のヒントになるのではないでしょうか?

場所は那覇バスターミナル向かい沖縄県南部合同庁舎の建物の前。那覇バスターミナル向かいなので、県外から来られる方にもわかりやすいところだと思います。バスターミナルご利用の際には、ちょっと探してみてください。

【石博士タケちゃんより一言】

このベンチは、那覇市の旭橋再開発の工事で使用されたものですね。

弊社は材料販売でご協力させていただきました!(^^)!

ライムさんにご紹介いただいたベンチは、琉球石灰岩を工場で板状に加工して、コンクリートに貼り付けたものです。

他にも、原石をダイナミックに加工したテーブルセットなどもあります。かなり大きな原石から加工しています!





こんなかんじ↑↑

豊崎の美らSUNビーチにもいくつかあるので見て座ってみてください。

ビーチの強い日差しの中でも、あまり石が熱くならず、涼しげなテーブルセットですヽ(^。^)ノ



  


Posted by 琉球石灰石ドットコム limestone hunter at 22:12Comments(0)◎造形品

2013年02月21日

糸満漁民食堂様OPEN!(^^)!

こんにちはヽ(^。^)ノ琉球石灰岩ドットコムのライムです。

沖縄県糸満市に2月20日にOPENされた、糸満漁民食堂様のご紹介です。

糸満のファーマーズマーケットのすぐ裏手にOPENされました!





内外装ともに琉球石灰岩のグリ石がメインで使われており、シンプルで洗練された設計ですね~。

工事中、何度か足を運びましたが、なるほど!こういうことだったのかぁ!(目からうろこ)というかんじです。
最初、外壁はどんどん出来上がっていくのに、どうして建物の工事がされないのかなぁ?と思って見ていたら、
なるほど!!コンクリートの躯体に沿って積まれていくグリ石の壁は、外壁であり、内壁であったわけです!





ガラスと石灰岩の相性とても良いですね。植栽も多く、建物と調和していて、落ち着いたあたたかい雰囲気が出ています(*^。^*)
お昼も夜も雰囲気良いですね~。

素材をふんだんに生かした設計をして頂き、琉球石灰岩ドットコム一同嬉しく思います<(_ _)>

きっとお料理も素材をふんだんに生かしたこだわりのものに違いありません!

海鮮が売りのレストランということで、是非ともライムも行きたいと思っております(*^^)v


【石博士タケちゃんより一言】

糸満漁民食堂様、オープンおめでとうございます!





弊社からのお花も飾って頂いております。アップ

工事中、オーナー様のご要望で、石積みのワークショップが行われました。
石積みの職人さん指導のもと、石積み未経験の方々が石積みを行うという、滅多にない光景がありました。
なかなか面白い企画だったので、また機会があればやりたいですね。地域との繋がりにもなりそうです!(^^)!


参加された方々の汗の結晶が漁民食堂を支えております!

このような良い仕事にご協力させていただき、大変うれしく思っております。ありがとうございました<(_ _)>

今後ともこのように、素敵に琉球石灰岩をご使用してくださる方々が増えていってくださること期待しております!

地域の方々、観光客の皆様に愛されるオンリーワンのレストランになりますこと、心より願っております。

タケちゃんも近々食べに行きたいと思います!さかなぶーん





  


Posted by 琉球石灰石ドットコム limestone hunter at 20:45Comments(2)◎屋内&屋外の壁

2012年11月14日

那覇空港

みなさん、こんにちは。 「琉球石灰岩ドットコム」のlimestone hunterのライムです。(^^

11月になりました。日本各地、これからどんどん寒くなってくる頃だと思いますが、ここ沖縄では11月、12月までは爽やかで過ごしやすい気候が続きます。晴れた日にはTシャツ1枚で過ごせるような陽気の日も! ただし、急に寒くなる日もたまにあるので、観光で来られる方は寒暖の差には気をつけてくださいね。

さて、今回は、とてもメジャーな場所で使われている琉球石灰岩を紹介します。
その場所とは…那覇空港。
沖縄本島に来られたことのある方なら、(船を利用した場合は別として)基本的に訪れた経験のある場所ですね。かくゆうわたしも、今までに何度も利用しているので、とてもなじみのある場所です。

実はこの那覇空港は空港内・空港外ともに、たくさんの琉球石灰岩が使われているんです。
●空港外壁



●空港内壁




沖縄を訪れる機会がある方は、那覇空港を利用されるときに、ちょっと周りの壁面にも目を留めてみてください。あなたのすぐそばには「琉球石灰岩のある光景」が広がっていますよ〜。


【石博士タケちゃんより一言】
那覇空港の外壁は方形の切肌(ダイヤモンドカッターで切っただけの仕上げ)で石張りがされています。内壁は台形に切られて、さらにビシャン(肉叩きのような道具で叩いた仕上げでざらざらした感触です)がかけられているという、何気にこだわりが見られます。さりげないオシャレな石張りです。上等ですね~。また、内壁には磨き仕上げも使われていて、那覇空港だけでも琉球石灰岩の表情がいろいろと楽しめてしまいますね。

沖縄の民家のイメージといえば、赤瓦屋根を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、家のまわりには琉球石灰岩が多く使われています。少し、琉球石灰岩を意識しながら観光してみるとおもしろいかもしれません。実は沖縄中、石灰岩だらけです!(^^)!  


Posted by 琉球石灰石ドットコム limestone hunter at 11:15Comments(0)◎屋内&屋外の壁

2009年10月21日

小禄金城公園

みなさん、こんにちは。
琉球石灰岩ドットコム」のlimestone hunterのライムです。(^^

10月の半ばになりましたが、沖縄はまだまだ暑い日が続いています。目もくらむような強い日差しこそ無くなりましたが、屋外で働いている方々を見ると、ほんと頭が下がります。
そんな中、ふと町中で目にする美しい木々の緑と琉球石灰岩の光景は、暑さでイライラした心をなんだか穏やかにしてくれるような気がします。

今回はそんな光景のご紹介です。
場所は那覇市にある小禄金城公園。





時間を経た琉球石灰岩の石畳が生き生きとした木々の緑とともに、とても味わい深い雰囲気を醸し出しています。写真を撮ったのは、気温がまだまだ下がらない夕方だったのですが、ここだけ、見るからに涼しそうでした。

前回、お話したように、吸水性が高い石材である琉球石灰岩は、雨にさらされるような屋外で使用した場合、写真に見られるように、経年変化を起こします。しかし、この趣きのある自然の変化を好む方も多いです。
沖縄の公園では、琉球石灰岩が使われていることが多いので、経年変化した琉球石灰岩に興味のある方は、沖縄の公園めぐりなんていかがでしょうか?


【石博士タケちゃんより一言】

 ライムさん、いい写真ですね。小禄の金城公園は私も好きで琉球石灰岩や今では希少となったあわ石(港川石)の両方が使われている沖縄でも数少ない公園なんですよ。

 ライムさんの言うように、良くも悪くも経年変化は琉球石灰岩の最大の特徴です。この経年変化は屋内や屋外でも軒下などの風雨に晒されない場所では発生しませんが、屋外で風雨に晒される環境で使用すると徐々に変化し風合いがでてきます。
 自然素材であり、年月と共に味わい深くなる琉球石灰岩は、植物との相性が良く、ご使用になる建築物の外まわりを自然や季節が感じられる空間へと変える力を持っています。

 私博士からも、経年変化した琉球石灰岩と植物のコラボが織り成す魅力を写真を通してご紹介いたします。まずは、国営沖縄記念公園内の琉球郷土村から2点ほど紹介いたします。







次いで、沖縄県の浦添市にある文化財でもある安波茶橋。





さらに、浦添美術館の石積擁壁。





写真からも、植物と琉球石灰岩の相性の良さがわかると思います。
もちろん、経年変化前でも植物の緑との相性は抜群です。
  


Posted by 琉球石灰石ドットコム limestone hunter at 01:24Comments(1)◎屋外(経年変化と植物とのコラボ)

2009年08月31日

新都心歩道

みなさん、こんにちは。 「琉球石灰岩ドットコム」のlimestone hunterのライムです。(^^

8月のお盆休みも終わり、沖縄県外の皆さんは夏のピークが一段落したという感じでしょうか? でも、沖縄では旧暦に合わせてお盆を行うため、今年のお盆は9/1〜9/3の3日間なんです。夏はまだまだこれからですよ〜。

さて、前々回は「屋外壁」、前回は「室内壁」で使われている琉球石灰岩をご紹介しましたが、今回は「屋外床」で見つけた琉球石灰岩を紹介します。




那覇市の新都心と呼ばれる新しい街並みの一角で見かけた光景です。
ご覧のように、歩道の芝生の中に琉球石灰岩が埋め込まれています。整備されたばかりのためか?、まだ、芝生がしっかりしてませんが、もう少し時間が経ったら、芝生のグリーンと柔らい象牙色の琉球石灰岩がとても美しくマッチすると思います。

この写真は一般道の歩道での例ですが、これに似た感じで琉球石灰岩を使うケースは個人のお宅ではわりとよく見られます。そう、実は個人宅のエクステリア(外回り、庭や外構)での琉球石灰岩の使用が最近人気で、注文が増えてきてます。
「琉球石灰岩ドットコム」のサイトでも、先月、新たに「エクステリア」の施工例を追加しましたので、興味のある方はぜひご覧になってくださいね。
http://www.r-sekkaigan.com/exsample5.html

さて、琉球石灰岩は非常に吸水性が高い石材なので、雨にさらされるような屋外で使用される場合、経年変化を起こします。なので、エクステリアでのご使用は、その石の表情の変化も計算の上で使用してくださいね。もちろん、変化しないようにする方法もあります。(詳しい説明はこの後の石博士の説明を参照ください。)

「じゃあ、屋外で変化した琉球石灰岩って、どんな感じになるの?」と気になりますよね? そういう皆さまのために、次回は時間を経て、とてもいい味を出している琉球石灰岩の光景をお届けします。お楽しみに♪


☆☆☆☆☆


みなさん、ライムさん、こんにちわ。「琉球石灰岩ドットコム」の石博士のたけちゃんです。
当方も、明日からお盆で、大忙しです。当方の会社㈱武村石材建設ではウンケーの9月3日(御先祖をお送りする日)とその翌日が休業日ですので、それまでにたまった仕事をこなすので大慌てです。

ライムさんの紹介した写真は、那覇市の発注する公共工事「天久公園整備工事」で用いられた園路の写真ですね。当社もこの現場には納品してまして、大変お世話になっております♪

通常石張り舗装は、十分に転圧した砕石の上に、コンクリートで下地を作って、石厚が3センチ程度の石材をモルタルで貼り付ける工法がメインですが、本工事では、砕石の上に、コンクリートで下地を作らず石厚5センチの石材を敷き均し、石と石の隙間の部分に赤土を入れ、その土の上に芝目地を作っている事例です。歩道の場合、車が乗り入れする場所ではないので、この工法でも石材が割れてしまうという心配はありませんが、車が乗入する箇所では、コンクリートの下地を作るか、石厚を厚くする等の対応が必要になります。

コンクリートを打たない上記工法のメリットは、舗装面の保水力のUPによるヒートアイランド現象の緩和があげられます。琉球石灰岩も芝生も共に表面温度の上昇の抑制効果がありますし、下地にコンクリートを用いないことで、路盤材や土に保水された水分が気温上昇時に蒸発することで、周囲の気温の上昇を抑制する効果があります。もちろん、芝生の緑と石材の相性も良く景観美としても非常に優れています。


琉球石灰岩は多孔質な素材の為、上に説明したように表面温度が上昇しにくいといった特徴を持っていますが、反面吸水力が高いため、汚れやカビで黒ずんだり、苔が生えたりしやすくなります。
「経年変化」することも素材の味わい(ワビ・サビ)を増す効用だと弊社では、考えておりますがいつまでも購入当初の雰囲気・風合いをを楽しみたいというお客様の声も多くあります。
購入当初の雰囲気を維持する為には定期的なお手入れや吸水防止剤の塗布等が必要になります。
弊社では琉球石灰岩に適した吸水防止剤と致しましてキハラシステムさんのACSウォーターを推奨しております「http://www.kiharasystem.com/」。

琉球石灰岩の柔らかな風合いは、エクステリアで使用することでその魅力を最大限に発揮致します。植物との相性の良さをを是非施工例をご覧になって御確認下さいませ。
http://www.r-sekkaigan.com/exsample5.html
  


Posted by 琉球石灰石ドットコム limestone hunter at 21:13Comments(0)◎屋外床

2009年08月05日

ホテルJALシティ那覇

みなさん、こんにちは。
琉球石灰岩ドットコム」のlimestone hunterのライムです。(^^

8月になり、沖縄はまさに観光シーズンまっただ中です。
今日も国際通り近辺で、ほんとに大勢の観光客の方々を見かけました。
そんなわけで、今回は、国際通りで見つけた「琉球石灰岩のある光景」をご紹介しましょう。



写真は国際通り沿いにある「ホテルJALシティ那覇」1階の内部です。

ご覧のように、壁に琉球石灰岩が使われているんですが、室内の茶系統のアクセントカラーとマッチして、とても上品でキレイなんです。
琉球石灰岩というと、沖縄っぽい使われ方を想像するかもしれませんが、それだけではないんですね。こんな風にエレガントなイメージを演出する使われ方もあるんです。これって、欧州でよく見かける大理石のイメージに近いと思うのは、わたしだけ?

実は、大理石って、石灰岩が熱変性作用を受け、結晶化したものなんですって。そう、大理石と石灰岩って、いわば兄弟のようなもの。写真のような使われ方を見ると、なるほどと思いませんか?

さて、石材についての専門知識は、石博士におまかせするとして、沖縄のホテルで、琉球石灰岩が使われているところは結構あります。石好きのあなた! もしも、沖縄に来られることがあったら、ぜひ、そのへんもチェックしてみてくださいね〜。


【石博士タケちゃんより一言】

みなさん、こんにちは。
琉球石灰岩ドットコム」の石博士タケちゃんです。ライムさん、綺麗な写真ですね(^^。ライムさんの言うように「室内の茶系統のアクセントカラーとマッチ」していて、琉球石灰岩の素材の魅力が引き出されている非常に美しい施工例ですね。

写真の施工例は「琉球石灰岩ドットコム」の商品でいうと「A1.方形 切肌」仕上げのタイプの商品になります。
穴埋め処理をして磨き加工を加え、大理石のような「A4.方形 磨き」にくらべて、石本来のナチュラルさが特徴ですが、程よい巣穴の石をセレクトするのが加工販売する上で一番苦労する点です。

ライムさんが紹介してくれた「琉球石灰岩」の他にも、沖縄には色々な時代の石灰岩(炭酸カルシウムが全体の50%を超す堆積岩を石灰岩と呼ぶ)があります。
古い方の石灰岩は灰色でちみつであり、主にコンクリートの原料の「骨材」として使われています。これは2~2.5億年前の古生代畳紀から中生代三畳紀にできたもので、沖縄県の本部半島・今帰仁、渡名帰島に分布しています。
新しい石灰岩が「琉球石灰岩」と呼ばれており、数十年前より新しい第四紀更新世にできたもので、石垣や石張りに使われている。さらに、年代の近いものには、砂質の石灰岩があり、港川石と呼ばれるものがあります。丸いつぶつぶとその隙間にある様子がアワオコシのようなのでアワ石という俗称があり、こちらも装飾用あるいは建築用石材として用いられます。
 トラバーチン・大理石は、堆積岩の一種である一般的な、「琉球石灰岩」とは異なり、変成岩に分類されます。トラバーチン・大理石は石灰岩が変成作用を受けてできた結晶質石灰岩で、粒の粗い方解石でできています。沖縄県の勝連半島で採れる「勝連トラバーチン」は、白色で綺麗なので建材として高い人気を誇っていましたが、現在ではその産出量はわずかになっています。

長い説明でしたが・・・、最後まで読んでくれたみなさんありがとうございました。(^^


  


Posted by 琉球石灰石ドットコム limestone hunter at 20:04Comments(0)◎屋内壁

2009年07月19日

沖縄美ら海水族館





まず、記念すべき第1回目にご紹介するのは、皆さんご存知の「沖縄美ら海水族館」。

「沖縄美ら海水族館」では、館内・館外、たくさんの琉球石灰岩が使われていますが、
写真は水族館のメインゲート横にある琉球石灰岩の壁です。
青空と淡い色合の琉球石灰岩、それに水族館をイメージしたと思われるマリンブルーのサインの文字。
これらのコントラストがとても美しいですね。
ひとつひとつの石の色が微妙に違っているので、それがまるで石が織りなす柄のようになって、何ともいえない味を出しています。
県内で一般的に見かける石垣の石よりも小さい石を使っているためか、繊細で優しい感じがして、わたしは好きです。(^^

「沖縄美ら海水族館」に来られることがあったら、ぜひ、足を止めて、じっくり見てみてください。


【石博士タケちゃんより一言】

limestone hunter ライムさん、ご紹介の「水族館のメインゲート横にある琉球石灰岩の壁」は、「琉球石灰岩ドットコム」の商品で言うと「C1.ぐり石 φ100~200」の商品を使用した事例になります。
一番目立つ場所ということもあり、工法は、最も時間とコストのかかる乱形の「あいかた積み」で丁寧に施工されています(構造的には湿式工法で、モルタルが使われています)。

沖縄の石積は、大きく分けて「乱形積み」と「方形積み」の2種類の形状に分けられます。
乱形積みは、合端の加工の程度によってさらに、「雑積み」「雑あいかた積み」「あいかた積み」の3種類に分けられ、
方形積みは、積み方の方法によって、「谷積み」と「布積み」の2種類に分けられます。

●乱形積み「雑積み・雑あいかた積み・あいかた積みについて」
加工が加えられていない石(形状規格が一定していない雑石)を用いた「雑石積み」と、ある程度大きさがそろった石をできるだけ目地が空かないように合端を加工しながら積む「雑あいかた積み」、石と石の隙間がほとんどない程度まで合端を加工して積む「あいかた積み」の3種です。
「あいかた積み」が一番コストが高く、次いで「雑あいかた積み」、一番低コストで施工できるのが「雑積み」になります。




上の写真は「沖縄美ら海水族館」のある国営沖縄記念公園内にある石積擁壁です。
こちらは、琉球石灰岩ドットコムの商品で言うと「C2.ぐり石 φ200~300」を用いた施工例になります。
一番低コストで施工できるの「雑積み」で施工されており、目地が大きいので化粧モルタルにて目地詰めが行われています。
目地の色は、黒色だと「和風」に白色だと「リゾート風」に仕上がります。

ドットコムにお問い合わせを頂くお客様から、「白目地の場合、材料は何を使っていますか?」とのお問い合わせを多く頂きますが、沖縄では白セメントと白砂と石粉を混ぜ合わせて使っております。白砂が入手できない場合は、タイル用の白目地でも代用が可能です。こだわりのお客様には、沖縄の「白砂」も併せて販売出来ますのでお問い合わせ下さいませ。  


Posted by 琉球石灰石ドットコム limestone hunter at 00:02Comments(1)◎屋外壁

2009年06月23日

当ブログについて

みなさん、はじめまして。
琉球石灰岩ドットコム」のlimestone hunter(ライムストーンハンター)のライムです。

プロ御用達の石材販売ということでスタートしたサイト「琉球石灰岩ドットコム」はたくさんの方々にきていただけるようになりました。サイトを通じて、琉球石灰岩に興味を持ってくださる方も増え、日本中で琉球石灰岩が見られるようになる日がくるのも遠くないかもしれません。

さて、「琉球石灰岩ドットコム」にはさまざまなご質問や要望をいただいてますが、その中でも多いもののひとつが「施工例」をもっと見てみたいというものです。
沖縄では、大きな建物から、個人の門柱やお庭、さらに公園など、至る所で目にする琉球石灰岩ですが、県外ではまだまだその数は多くありません。そこで、興味を持たれた方のために、通りすがりに見かけた沖縄の琉球石灰岩をブログで紹介していくことにしました。モダンなものから自然にとけ込んだものまで、さまざまな琉球石灰岩の美しい表情をぜひお楽しみください♪

尚、それぞれの琉球石灰岩についての専門的な説明は当サイトの石博士タケちゃんが担当してます。質問があれば、ぜひどうぞ!  


Posted by 琉球石灰石ドットコム limestone hunter at 20:50Comments(0)当ブログについて